熱海千魚ベース
静岡県熱海市
2021-
観光地として多くの人が訪れる、静岡県熱海。その海岸は観光の海としての側面が強いですが、熱海の面する相模湾は、日本でも有数の魚種を誇る漁場でもあります。
そんな熱海の漁港では、魚種が多い一方で、まとまった数でないことや、調理の手間がかかることを理由に、多くの未利用魚が発生しています。千魚ベースは、そんな未利用魚を市民の食卓へ運び、またそこから海との関係性をつなぎ直すプロジェクトです。
DOTMARKSは、プロジェクトのロゴ、イベント関連の告知物やプロダクトなどのデザインを担当し、熱海のまちに魚が溢れる景色を作ることを目指しています。
プロジェクトロゴ。
魚をリアルに感じてもらいたい一方で、写真だとグロテスクなものも多い。このプロジェクトでは、イラストにすることで印象を柔らかく、かつリアルさを損なわないことを目指した。
イベント「熱海千魚ウィーク」フライヤー。
イベント「熱海千魚ウィーク」のぼり。
はためくのぼりは、魚が泳いでいるよう。
企画 / 編集:水野綾子(TURNER LLC)
アートディレクション / デザイン:DOTMARKS
イラストレーション:三嶋さつき
プロジェクトマネジメント:山本早紀