真鶴文庫
神奈川県真鶴町
真鶴出版
2021
神奈川県真鶴町で宿と出版を営む真鶴出版。彼らが町民向け自費出版レーベルとして立ち上げたのが、「真鶴文庫」です。第一段は、真鶴で詩を書かれている中村節子さんによる、亡き旦那さんに向けた詩を編んだ詩集です。数年前に惜しまれつつ閉店した「青貫水産」で働かれていた旦那さんの姿と、港や海の風景が描かれています。
DOTMARKSでは、本の装丁・組版、レーベルロゴを作成しました。
レーベルロゴ。町の人たちの痕跡を文字として定着させるプロジェクトであることから、真鶴町の産業の一つである石材業で、主に文字を掘る時に用いる「石ノミ」をシンボルマークとした。
第一号『海の追憶 -真鶴に生きて-』表紙。真鶴町で詩作をする中村節子さんが、亡くなった旦那さんに宛てた詩を束ねた詩集。
第一号『海の追憶 -真鶴に生きて-』扉。
第一号『海の追憶 -真鶴に生きて-』誌面。
クリエイティブディレクション / 編集:川口瞬(真鶴出版)
アートディレクション / デザイン:DOTMARKS
装画:山田将志